大吉も鈴音も約7週に一度、トリミングでカットしてもらっています。犬にはシングルコートとダブルコートという毛質が2種類あり、ダブルコートは、季節に応じて生え変わるワンちゃん。日本犬などの短毛犬は生え変わりのために抜け毛があり、家中毛だらけになるという話をよく聞きます。
マルチーズはシングルコート。生え変わりのない犬種です。いわゆる長毛犬で、放ったらかしにしておけば、いくらでも伸びまくります。
敢えて伸ばして、ツヤツヤの長~い毛のワンちゃんを、ドレスを着た貴婦人が抱っこする光景・・・フランス貴族が自分のドレスと犬の毛の長さで周りと競い合うようなイメージの絵を時折見ます。マルチーズはそういう需要で改良されて中世ヨーロッパで大流行した犬種だという話を聞いたことがあります。
しかし、日本の(自称)中流家庭においてはマルチーズ様をそのようなロン毛にさせておくことはできません。とにかくお手入れが半端なく、すぐに毛玉の嵐!散歩に出れば汚れまくり、前髪が顔にかかると涙やけの原因にもなるし、衛生的に生活させるためには、そこそこの短さを保つのが庶民に嗜みなのでございます。

数日まえの大吉&鈴音の姿。大吉は毛が直毛なので汚れにくいですが、鈴音はクルクルした天然パーマ。汚れを巻き込みやすく、うっすらとしたベージュ色になります・・・そろそろカットの時期です。
馴染のお店に連絡し、カットの予約。まだ少し余裕がある大吉も一緒にお願いすることにしました。二人揃ってカットしてもらうのは初めてです。トリマーさんは1人なので、順番にやってもらいます。片方が終わり、もう片方のカットを待つ間、果たして大丈夫でしょうか。若干心配しましたが、「タイパ、タイパ」と覚えたての言葉をつぶやきながら、お店に連れて行った父と母なのでした。
約3時間経ち、お店からの電話・・・「大吉くんと鈴音ちゃんのカット終了です。お迎えお願いします」
迎えに行くと、キレイになった大吉&鈴音。それぞれおしゃれにスカーフを巻いてもらっていました。大吉が前足のカットを少し嫌がったらしいのですが、それ以外は問題なし。鈴音にいたってはお利口さんそのものだったそうです。


上が鈴音のカット前。下がカット後。スッキリして、まんまるお目々がパッチリになりました。


上が大吉のカット前。下がカット後。どちらも母ちゃんに甘え中。カット後は疲れたのかウトウトです。
二人とも、キレイになってシャンプーのいい匂いをさせています。しばらくは「犬吸い」が楽しみな父と母なのでした。
お店のInstagramにアップされてた大吉と鈴音です。鈴音は緊張していたのか、ハァハァとベロを出していました。


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