こんにちは。前回の投稿から約2年。ずいぶんサボってしまいました。その間に大きな変化がありました。
ズバリ!家族が増えました🐶🐾
鈴音(すずね)愛称 スーちゃんです🔔
マルチーズの女の子。大吉よりひとつ年上です。
左が大吉、右が鈴音(スーちゃん)。このように色白コンビになりました🏳️
このスーちゃんとの出会いは私自身、動物への向き合い方を改めて考えさせてくれる出来事でした。少し長くなりますが、自分の気持ちの棚卸しの意味も込めて、記したいと思います。
今年の3月、自宅から車で1時間ほどのところへ家族(私、妻、大吉)でドライブへ出かけました。その帰り道、前から気になっていた全国チェーンのペットショップへ立ち寄ることに。
劣化していた大吉のハーネスとリードを購入し、何気に生体コーナーに回ってみました。大きなペットショップなので、かわいい子犬・子猫が多く展示されていました。
そのコーナーの端っこにサークルで囲われた場所があり、そこにポツンとマルチーズの姿が。私も妻もどこに行っても、マルチーズの存在は気になります。
サークルには『譲渡犬』の文字が。お店のお姉さんが「ものすごく人懐っこい子なんですよ」と声かけてきました。抱っこさせてもらうと私にも妻にもすがるような感じで甘えてきます。
聞くとこの子は元繁殖犬。年齢は5歳で、6回の出産を経験していました。動物愛護法で出産は6回までと決まっているらしく、ブリーダーを卒業したそうです。
大吉とひとつしか違わないこの子。5年間ずっと限られた環境で生活し、子どもを産み、自分で育てることもできずにまた次の出産。その境遇を聞くだけで涙が出そうになりました。唯一の救いは人間を嫌がらず甘えてくること。
しばらくその子と触れ合い、店をあとにしました。家路に付くまでの車の中、妻とたくさん話し合いました。
うちには大吉がいます。多頭飼育となった場合、環境的にも金銭的にも負担が増えるのは現実です。一番心配なのは、大吉と仲良くやってくれるかということ。約4年間、ひとりっ子でワガママいっぱいに育った大吉。ヤキモチを妬いて喧嘩にならないでしょうか。2頭に同じように愛情を注げるでしょうか。
妻と話す中で、私は自分の心の隅にあるモヤモヤを告白しました。
数年前、大吉と出会うもっと前のことです。動物管理センターの仕事を手伝う機会がありました。そこに収容されている犬たちとの触れ合いの中で「将来犬を飼うことがあれば保護犬を」と考えていました。
その後、ペットショップで出会った大吉に一目惚れし迎え入れることに。大吉との楽しい生活を送りつつ、保護犬を迎え入れなかった自分に何となくモヤモヤした後ろめたい気持ちがあったのです。
今回のあの子との出会いは、私の後ろめたい気持ちに決着をつけるチャンスではなかろうか・・・それを分かっている神様が出会わせてくれたのではないだろうか・・・つまり運命に違いない!!!
私の中の色々な心配事が吹っ飛び、「母ちゃん!あの子を迎え入れよう!!」と言葉が出てきました。妻もその気持を理解し、賛成してくれました。
すぐにペットショップに連絡し、細かいことが色々ありつつも、1週間後に迎え入れることに。
私と妻と大吉と新しい子の4人の生活がスタートしたのです。
そこからのお話は次回また記します。
—— 追記 —–
今回からこのブログは『大吉日和』改め『だいすー日和』になりました。大吉と鈴音(スーちゃん)の日常を綴っていきます。よろしくお願いします。
コメント
[…] 前回からの続きです。 […]