今日も元気に散歩に行く大吉君。寒さも関係なく走り回る姿がなんとも頼もしいです。
そういえば去年、うちに来たばかりの頃は散歩が下手くそだったよなぁ。なんだか歩き方が分からないような感じで、父や母の足の間にじゃれついて、前に進めませんでした。
家の裏にコンクリートで舗装した6畳ほどのスペースがあり、そこで歩いたり走ったりの練習をしたものでした。
しきりに足をペロペロしだしたので、見てみると肉球から血が・・・父はプチパニックになり購入したペットショップに即相談しました。
店員さん曰く「多分肉球がまだ柔いんでしょうね」。心配しなくてもすぐに慣れると思いますよとの答え。確かに血は出ていても大吉はまったく痛がる素振りを見せません。
それでも歩いた後に血痕が点々と残るのを見ると、心配性の父は色々ネットで調べたのです。傷口から菌が入ったらどうしよう・・・、犬用の靴を履かせるべきだろうか・・・等々
他の飼い主さんのブログの中に、大吉と同じ様な症状について書かれていました。その子は慣れるまで椅子の足に付けるカバーを履かせたとの事。
確かにこれなら大吉の足にもピッタリサイズ!キッチンにある椅子のカバーを外して履かせてみました。
結果・・・瞬殺で外し、咥えて自分の縄張り(テーブルの下)へ持っていきカミカミしだす始末。これは大吉には無理でした。
そんな事を悩んだのも1日か2日。気がつけば血は止まり、元気にコンクリートの上も駆け回るようになっていました。
思えば、うちに来たばかりの大吉の肉球はきれいなピンク色でした。しかもプニプニして永遠に触っていられるほどの心地よさでした。ずっとケージの中で過ごして、固い地面の上を歩いた事がなかったのです。
今ではこんな肉球に!
真っ黒になってカチカチに。見た目は可愛くなくなって、あの心地よさはどこへやら。3秒触れば「もういいや!」となってしまいましたが(笑)これで一人前のワンちゃんになった証拠。
人間が想像するより、犬はもっと逞しいものかも知れませんね。元気に走る大吉を見てふと思い出したのでした。